スペイン語の「ごめんなさい」は、3つ!状況によって使い分けよう!

スペイン語の「ごめんなさい」は、3つ!状況によって使い分けよう!

地下鉄やバスでうっかり人のリュックにぶつかったり、誰かとちょっとした言い合いになったり、いたずらをしてしまったこと、ありますよね?
誰もがこんな経験があると思いますので、スペイン語で「どのような時にどのような単語で謝るか」を明確にしておきましょう。
私は習い始めの頃、謝る時は、なんでもかんでも「lo siento」と言っていました。(苦笑)
しかし、グアテマラに留学したとき、現地の人は、場面や状況によって違う単語を使っていたので、その使い分けを覚える事ができました。

他の言語と同じように、スペイン語には様々な言い方があります。
「謝る」を意味するものは、とても簡単な方法がいくつかありますので、まず、それを覚えて、適切なタイミングで使えるようにしましょう。

スペイン語で「ごめんなさい」の3つの言い方

Cómo se dice lo siento en español 3 expresiones comunes

スペイン語で「ごめんなさい」を言う方法はいくつかありますが、最もよく使われるのは次のようなものです。

  1. Lo siento
  2. Perdón
  3. Disculpe

では、それぞれどのように使われるのか、もう少し説明します。

1. Lo siento

共感を示す場面で使います。
例えば、

<バルセロナにいる人に会いに行くことができないとき>

  • Siento mucho no poder estar este año en Barcelona.(今年、バルセロナに行けないのがとても残念です。)
  • Siento no poder estar en Barcelona este año.(今年はバルセロナに行けなくて残念です。)

<誰かが病気になったとき>

  • Siento mucho que estés enfermo.(ご病気なんですね、本当にお気の毒です。)
  • Lamento que esté enfermo.(あなたが病気であることを残念に思います。)

2. Perdón

スペイン語で最も一般的な謝罪の表現で、インフォーマルな場面で最もよく使われます。
英語の “pardon “などの表現に似ているため、多くの学生がこの表現を使っていますが、言語によって重みが異なることがあります。
例えば、誰かにぶつかってしまった場合、”perdón”と言って謝ります。

3. Disculpe

スペイン語で最も正式な謝罪の形です。謝罪のほかに許可を求めるときに使われます。
例えば、

<職場などの会議で発言をお願いしたい場合>

  • Disculpe que lo interrumpa pero…(突然ですが・・・)
  • Siento interrumpirte, pero…(お邪魔してすみませんが・・・)

これは、より丁寧な話し方の許可を得ているだけで、何か悪いことをしたときに謝っているわけではありません。

 

スペイン語の3つの謝り方の違い

まとめると、スペイン語の “lo siento”、”perdón”、”disculpe ” の違いは以下の通りです。

  1. lo siento
    相手に対して何か感じることがあったとき
  2. Perdón
    非を認めて謝るとき
  3. Disculpe
    フォーマルな場面で許可を得るとき

 

その他、スペイン語で「lo siento」を言うフレーズ

  • ¿Me perdonas?(私を許してくれますか?)
  • Lo siento mucho.(私はとても残念です。)
  • Lo lamento.(申し訳ありません。)

 

謝罪の表現フレーズ例文

「lo siento」だけでは不十分な場合があります。
私たちの言いたいことをよりよく伝えることができるフレーズをご紹介します。

  • Siento lo ocurrido.(起こったことが残念です。)
  • Le pido mil disculpas.(何度でも謝ります。)
  • Le pido perdón por mi comportamiento.(私の行動についてお詫びします。)
  • Te debo una disculpa.(私はあなたに謝らなければなりません。)
  • Le ruego, me disculpe.(お許しください。)
  • Me equivoqué.(私が間違っていました。)
  • Disculpe por hacerlo esperar.(お待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。)
  • Mil disculpas por el inconveniente.(ご迷惑をおかけしたことを何度でも謝ります。)
  • Lo siento por lo pasado. No volverá a ocurrir.(こんなことになってしまい、申し訳ありません。もう二度としません。)
  • No era mi intención ofenderte.(気を悪くさせるつもりはなかったんです。)

Ahora deberías sentirte preparado para ir por ahí pidiendo disculpas en español, ¿no?

 

間違えることを心配する必要はありません。続けましょう!

基本の3つの使い方を間違えても心配しないでください。
そのうちに、それぞれの状況でどんなふうに使うのが適切なのか理解できるようになります。
¡Sigue adelante!
スペイン人が日本語を話しているところを想像してみてください。たとえ活用を間違えたり、おかしなフレーズを使っていても、外国の人が私たちの言語を話していると嬉しくなりませんか?
¿No es muy agradable ver a un extranjero hablando nuestro idioma?

言語を学ぶ目的は、理解すること、理解されることですが、時間と共に、だんだん自然に伝わっていきます。

Gracias por leerme. Hasta la próxima.