見て見ぬふりできない!ベネズエラとグアテマラの「児童婚」と「シングルマザー」

児童婚

 

グアテマラにいた時に驚いた事
<シングルマザーが多すぎる>

私のスペイン語学校の先生達の中だけでも、軽く数えて10人。私の友達や知人まで合わせるとかなりの数になります。日本ほど偏見というか肩身の狭い雰囲気ではなく、みんな明るくて元気いっぱい。彼女たちの家族がサポートしながら一緒に子育てをしているのが、孤独感がなく良いのかも知れません。しかもとっても仲良し!
しかし、私にはこの事が非常にショッキングで、感慨深く先生に質問していました。

シングルマザーはスペイン語で「母」と「独身(女)」の単語をセットにし「madre soltera」と言います。

原因は早すぎる結婚

2015年8月に議会で承認された法律では、結婚可能な年齢が男女とも18歳に引き上げられました。しかし、女の子は16歳であっても裁判官の許可を得れば結婚が認められる抜け道があると彼らは指摘します。

国連の統計では、グアテマラにおける出産の約4分の1は10代の母親によるもので、グアテマラはラテンアメリカで最も10代の出産割合が高い国に数えられます。子どもの結婚が禁止できれば、10代の女の子による妊娠、そして中途退学に歯止めをかけることができます。

早すぎる結婚の場合、歳が離れた男性と結婚させられることが多く、その結果、女の子は教育と多くの機会が奪われ、貧困から抜け出せないまま、家庭内暴力、性的暴力のリスクにさらされることになります。

公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンによる

世界では、約6億5,000万人の女性と女の子が子どものうちに結婚し、その10人にひとりがラテンアメリカ・カリブ海諸国の女性と女の子です。取り組みや投資の拡大がなければ、ラテンアメリカ・カリブ海諸国は2030年までに児童婚の割合が世界で2番目に高い地域になると言われており、さらに高いのはサハラ以南のアフリカ諸国のみで、かつて児童婚の割合が世界で最も高かった南アジアを上回ります。この傾向が続けば、2030年までに、新たに約2,000万人のラテンアメリカ・カリブ海諸国の女の子が結婚することになります。

unicefによる

グアテマラの友達に聞いてみる

Hay muchas madres jóvenes y solteras. Es una gran problemática para el país y se hace muy poco al respecto.
若い母親と独身の母親がたくさんいます。国にとって大きな問題だけどほとんど手付かずです。

(男子大学院生・独身)

Todos mis compañeros de la infancia están casados y creo que 3 de ellas son madres solteras. Se casaron muy jóvenes de 18 a 20 años y fracaso el matrimonio. No sé no les pregunté, solo me dijeron que son madres solteras.
私の幼馴染は全員結婚しているけど、そのうち3人はシングルマザーだと思います。18歳から20歳の間のとても若い頃に結婚したけど失敗しました。(理由は)聞いてないからわからないけど、ただ “シングルマザーである” と言いました。

(女子大学生・独身)

ベネズエラの友達にも聞いてみる

Eso depende de la persona, pero yo considero normal que se casen después de  los 20, como a partir de los 22-23 años del menor de la pareja. Si hay madres solteras, pero no sé cuantas, aunque creo que son muchas, ya sea porque su pareja se fue del país a establecerse allá y después llevarla, porque su pareja la deja o porque su pareja fallece. Lo malo es que hay muchas o varias madres precoces, es decir, adolescentes de 15 años en adelante que quedan embarazadas de manera consciente o accidental; y si es de forma consciente es porque el gobierno da un bono (una cantidad “x” de dinero) a todas las madres que vayan a tener un bebe, pero lo peor es que pueden abandonar al niño y quedarse con el dinero.
Y obviamente digo que eso está mal.

それは人によって違うけど、22歳から23歳、20歳前後に結婚するのが普通だと思っています。
シングルマザーがどれくらいいるのかわからないけど、理由は、彼女達の「パートナーが国を離れた」もしくは「亡くなった」などです。悪いのは、早熟な母、つまり意識的か偶然か、思春期である15歳からの若者の妊娠数が多いこと。政府は出産する全ての母親にボーナスを与えますが、最悪なのは、彼らが子供を放棄してお金だけをもらうこと。
明らかにそれが間違っています。

(女子大学生・独身)

グアテマラでも補助金が出る?

Aquí también un gobierno hace como 6 años que daban dinero a familias con más niños, entonces en las áreas rurales comenzaron a ser familias numerosas por tener dinero a fin de mes y el dinero no es suficiente nisiquiera para lo básico.
ここでも政府が6年くらい前、子供がいる家族にお金を支給していました。その当時、農村地域では月末にお金があるので、大家族になりました。でもお金は十分ではありません。

3月8日は『国際女性の日』

日本では、成人年齢を現行の20歳から18歳に引き下げる改正民法が成立。女性が結婚できる年齢は、16歳から18歳に引き上げられ、男女ともに統一されます。
未成年者が結婚することを「児童婚」(Child Marriage=チャイルド・マリッジ)と言います。途上国ばかりではなく、実は世界中に存在しています。

3月8日の『国際女性デー』をご存じですか?この動画はグアテマラでのその活動の様子です。

私は数年前、グアテマラ滞在中に偶然見たことがあり、その時もやはり複雑な気持ちで、ただただ少女達の願いを祈るばかりでした。
何よりも教育が奪われることに大きな怒りを感じてしまいます。

コスタリカや他の国では?

Recientemente la gente se casa después de los 30 yo creo o viven juntos y no se casan.
最近は30歳を過ぎてから結婚していると思います。それか一緒に住んでいますが、結婚はしてないです。

(女子大学生・独身)

中米でパナマの次に豊かな国コスタリカ。「地球幸福度指数」では常に上位にランキングしています。国全体に民主主義やサステナビリティ(持続可能性)の考え方、フェアトレード思想が深く根づいています。学校教育では、連帯や平和の価値を教えることに力が注がれている点でも他の途上国とは違います。コスタリカの憲法には、「GDPの8%を教育費に充てる」と明記され、これにより、大学までの無償教育が実現し、子どもたちの識字率や進学率も向上しました。

アルゼンチンやスペインの友達も、結婚はせずに一緒に暮らしている人が多いです。事実婚ですね。

さいごに

今後、この問題に声をあげる組織や活動家などがもっと増えて、一人でも多くの女の子の不安や悲しみがなくなるといいなと心から願うばかりです。

Guatemala

Gracias por leerme. Hasta la próxima.

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