スペイン語の表現「おなかの中で蝶が舞う」恋愛できゅんきゅん!

スペイン語の表現「おなかの中で蝶が舞う」恋愛できゅんきゅん!

下のおもしろい画像を見たことありますか?
Cada vez que te veo, siento mariposas en el estómago.
No pasa nada…El ácido las mata casi al instante.
これは、胃の中に蝶がいるイラストです。蝶が胃の中でなびくように感じることを意味します。
さて、いったい何でしょうか?

胃の中に蝶 スペイン語

胃の中に蝶

「胃の中に蝶」をスペイン語で表現すると「las mariposas en el estómago」となります。

この画像をコロンビア人のアミゴに見せたら、

 

AMIGO
AMIGO

Quién te lo envió? Es algo romántico. Mariposas significa amor.

誰からもらったの?ロマンチックじゃん。”蝶” は “愛” っていう意味だよ。

 

コスタリカでも同じなのか聞いてみたら、

 

AMIGA
AMIGA

Eso dice la gente cuando se está enamorando de alguien. Sentir mariposas en el estómago es la sensación de cuando te gusta alguien. No es necesario decirlo pero es una expresión muy común.

それは、誰かに恋をしている時の事よ。誰かを好きになった時の感覚が “胃の中に蝶を感じる” って事なの。特に口に出して言う事はないけど、すっごく一般的な表現よ。

 

私のアミゴたちは、「恋愛でドキドキする」って事だと言います。
お腹の中で蝶が羽ばたいているような感覚を表現するなんて、おもしろいですよね!

 

スペイン語の表現『おなかの中で蝶が舞う』恋愛できゅんきゅん!

 

「胸」キュン!ではなく「腹」キュン!

有名なイラストをもう一つ。

  1. Cuando te veo(君を見るとき)
  2. Mi corazón(私の心臓)→ 上がったり下がったり
  3. Mi estómago(私の胃)→ 蝶々がひらひら
  4. Mi mente(私のメンタル)→ ぐるぐる

 

お腹に蝶

これも楽しいでしょ?

スペイン語圏だけでなく欧米でも、<ドキドキする、または緊張、落ち着かない気持ち>を 、「胃の中に蝶がいる」 と表現するそうです。
日本人の間では「胸が締めつけられる」とよく言いますが、ラテン人は「お腹・・・」つまり、「胸」キュン!ではなく「腹」キュン!て事ですね。

クーパー・イーデンスという方が「もし胃の中に蝶がいるなら、心の中に入ってくれるよう頼みなさい。」という名言を残しています。「恋愛感情を抱いたら、告白してみましょう。」という意味なのかな?

 

重圧で「胃に蝶が…」とNeymarも

ブラジル代表FWのネイマールも、2013年にFCバルセロナ入りが決まった時、”mariposas en el estómago” 「胃の中で蝶が飛び回っているよう」と言っていました。移籍の決定を喜びつつも、人知れず重圧に苦しんでいることを表現した例えです。

Neymar dice que siente “mariposas en el estómago” tras fichar por el Barça

 

なぜそんな表現になったのか?

¿Por qué sentimos mariposas en el estómago?

なんと、単なる比喩表現ではなく、様々な人たちが研究結果を出していました。

ウェストミンスター大学の Bradley Elliot 生理学博士による研究では、この全過程の真の鍵は自律神経系にあると判断しました。
2番目の脳としても知られているこの器官(自律神経)は、1億以上の神経細胞「ニューロン」を持っているので、胃に対する脳の反応が組み合わされると、チクチクする感覚が起こります。
この感覚が発生する最も一般的な瞬間は、通常、好きな人との最初のデートなど、感情と熱意が混在する特定の緊張感を生み出す状況の直前の瞬間に関連しています。

<主な症状>

  • 心拍数の増加
  • 血圧上昇
  • より高い呼吸頻度
  • 吐き気

1999年、ニューヨーク大学の解剖学部長である Michael Gershon氏が腸神経系のパラメータを定義し、それらを機能的に「第2の脳」として本にまとめ、この腸脳相関(ちょうのうそうかん)は社会で正式に発表されました。

コロンビア国立大学の消化器専門医の William Otero 教授は、今日、セロトニン、ドーパミン、グルタミン酸、ノルアドレナリン、一酸化窒素などの主要な神経伝達物質が、脳が受け取るよりも大量に腸細胞を浸すことがわかったと発表しています。

¿Por qué sentimos mariposas en el estómago?

¿Por qué sentimos mariposas en el estómago?

 

科学的に「恋する」ということ

Amor no es culpa de Cupido, sino del cerebro. ¡Sí! Es poco romántico, pero en realidad enamorarse es un asunto puramente químico. Cuando te enamoras, tu cuerpo produce grandes cantidades de adrenalina, serotonina, dopamina y oxitocina. Estas hormonas son las que provocan que quieras estar con tu niño todo el tiempo. El cerebro interpreta esas enormes cantidades de hormonas igualito que si fueran una droga y se vuelve adicto a ellas. Eso es justo lo que causa las mariposas en el estómago y lo que te hace sentir que flotas en una nubecita rosa…¡aaah!

愛はキューピッドのせいではなく、脳のせいなのです。そう、あんまりロマンチックではありませんが。

実際、恋に落ちることは、純粋な化学物質です。恋に落ちると、体は大量のアドレナリン、セロトニン、ドーパミン、オキシトシンを生成します。これらのホルモンは、あなたがいつもあなたの子供と一緒にいたいと思うものと同じです。

脳は、この膨大な量のホルモンを薬のように解釈し、中毒を起こします。それがちょうどあなたの胃の中に蝶を引き起こし、あなたが小さなピンクの雲の上に浮かんでいるように感じさせるのです・・・わーぉ!

 

「蝶」を感じるレゲトン

コロンビアのレゲトンデュオ「Golpe A Golpe」が、♪Siento Mariposas♪と、可愛らしく歌っています。
いつもの早口のレゲトンリズムではないので、スペイン語が聞き取りやすく、何度も聞いてると覚えてしまいます。
「Golpe A Golpe」は、「レゲトン界のロマンチックデュオ」と言われていて、彼らの音楽は、ノリも歌詞も優しいです。

J Álvarez, Checka, Yaga y Mackie, Magnate y Valentino, Alberto Style, J Balvin y Maluma・・・など、豪華なアーティストとコラボレーションもしています。

 

ロマンチック!!愛のメッセージ

アミガに教えてもらったラブメッセージです。

スペイン語の表現『おなかの中で蝶が舞う』恋愛できゅんきゅん!

Aún no existen palabras que me permitan expresar todos estos hermosos sentimientos que tengo cada vez que estoy a tu lado, todas esas mariposas que revolotean en mi estómago y la alegría que me invade cuando tu mirada se junta con la mía.

これ以上言葉がありません。この美しい感情を言わずにいられません。
私はいつもあなたのそばにいます。私の中にいるすべての蝶が私の胃の中でひらひら羽ばたいて喜び、あなたの視線が私を包みます。

 

もっとロマンチックなスペイン語

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