スペイン語「文と文のつなぎの言葉」

03/06/2021

スペイン語「文と文」の「つなぎの言葉」

「つなぎ言葉」はその名の通り、文章と文章をつなぐ言葉のことで、スペイン語では「conectores discursivos o conectores del discurso(論証法)」 と呼ばれています。

論証の定義は「何らかの理由をもとに、何らかの結論を出すこと」で、文章をクリティカルに読み解くためには、語句と語句の意味上の関係性に注目して読む必要があります。そのために役立つのが「論証」という考え方です。

「つなぎ言葉」を使えば、次の言葉を選ぶ余裕が出て、「まだ発言しますよ」と相手に示すことができます。
また、ことば同士をくっつけることで、長い文を言えるようになります。
さらに会話に微妙なニュアンスを付け加えることもできるので、言い回しを覚えておけば、会話のレベルもグンとアップします。

スペイン語の「つなぎ言葉」は、副詞 、前置詞 、接続詞などに該当します。
日本語で言う「えー」、「まあ」などのイメージだと考えてください。

スペイン語で頻繁に使われる、便利な「つなぎ言葉」をご紹介します。

つなぎ言葉 3つの効果

  • 会話の主導権を握ることができる
  • 話を展開できる
  • 会話の印象がアップする

つなぎ言葉の使い方 例文

太字の部分が「つなぎ言葉」です。

Querida prima Alba:

Antes de nada, me gustaría felicitarte por tu cumpleaños, pues la semana pasada estuve ocupadísima y no pude llamarte. Sin duda, lo celebrasteis por todo lo alto.

En cualquier caso, tengo muchas ganas de ir a visitarte a Dinamarca. Hace tiempo que no nos vemos. Sin embargo, creo que hasta el verano no tendré tiempo.

Por cierto, ¿te acuerdas que había hecho una entrevista para un trabajo en Bilbao? ¡Lo he conseguido! Me mudaré a principios del mes que viene.

En fin, cuídate mucho y hasta pronto.

Un abrazo.

単語の意味を確認しましょう。

  • antes de nada(まず)
  • pues(なぜならば・・・)原因、理由を示す
  • sin duda(間違いなく)
  • en cualquier caso(いずれにしても / とにかく)
  • sin embargo(しかしながら / それにもかかわらず)
  • por cierto(ところで)
  • en fin(それで、つまり)

便利で使いやすい「つなぎ言葉」

Algunos de los conectores de uso más frecuente en español son:
sin embargo, en efecto, efectivamente, con todo, por eso, en primer lugar, en segundo lugar, ahora bien, en ese caso, a pesar de ello, por el contrario, etc.

例文で確認していきましょう。

  • El verano pasado estuvimos en Chile de vacaciones. Además, visitamos Perú y Ecuador.
    去年の夏、私たちは休暇でチリにいました。さらに、ペルーとエクアドルを訪れました。
  • El año pasado tuvimos un verano estupendo. Este año, por el contrario, llueve sin parar.
    昨年は素晴らしい夏でした。逆に、今年は、雨が止みません。
  • He dormido poco y, en consecuencia, estoy muy cansada.
  • ほとんど眠っていないので(よって、従って)、私は非常に疲れています。
  • Hoy he perdido el autobús de camino al trabajo. Encima, me he mojado con la lluvia.
    今日、仕事に行く途中でバスに乗り遅れました。くわえて、雨が降り、濡れてしまいました。
  • Pablo quiere ir al cine; en cambio, Rana prefiere ir al teatro.
    パブロは映画に行きたがっています。一方でラナは劇場に行きたがっています。
  • Me he torcido un tobillo; por lo tanto, no puedo ir a bailar.
    足首を捻挫しました。そのため踊りに行けません。
  • El vídeo está grabado en 4D; es decir, tiene mucha calidad.
    ビデオは4Dで録画されます。すなわち、リアルな品質です。
  • El domingo llovió todo el día e hizo mucho frío. Con todo, salimos a dar nuestro habitual paseo por el parque.
    日曜日は一日中雨が降り、とても寒かったです。 それでも、私たちはいつもの公園へ散歩に出かけました。
  • Este año no me va bien económicamente; hablando en plata, estoy sin blanca.
    今年は資金繰りがうまくいっていません。単刀直入に言う、無一文です。
  • No he dormido nada esta noche. Mejor dicho, llevo sin dormir desde el martes.
    今夜はまったく寝ていません。というよりむしろ、火曜日から寝ていません。
  • Total, todo el mundo quedó satisfecho con el seminario.
    全体的に、みんなは、セミナーに満足していました。
  • En este momento, me di cuenta de que no llevaba la cartera.
    現時点で、お財布を持っていないことに気づきました。
  • Ya sabemos lo irascible que se pone José cuando no queda café. Pues bien, hoy ha ido a quejarse al jefe.
    コーヒーが切れていると、ホセがすごく怒ります。まぁ、でも、今日、彼は上司に文句を言いに行きました。
  • ¿Cómo está tu hija? Por cierto, mi hermana me dio recuerdos para ti.
    娘さんは、お元気ですか?ちなみに、姉が思い出させてくれました。

文章にして書く場合

スペイン語は語彙の順番にはあまりこだわりがありませんが、書く場合は、セミコロンをつけ、コンマの位置に注意してください。

  • Es una ciudad pequeña; pese a ello, no le falta movimiento.
  • Es una ciudad pequeña; no le falta, pese a ello, movimiento.
  • Es una ciudad pequeña; no le falta movimiento, pese a ello.
    小さな街ですが、それにもかかわらず、活気があり住みやすいです。

 

 

他に使えるつなぎ言葉

つなぎ言葉として使うことのできる表現は、他にもたくさんあります。
まとめてご紹介しますので、ぜひ使えそうなものはピックアップしてください。
しかしながら、一度に使いすぎるとしつこい感じになるので、私がよく聞くものや私自身もよく使うものを太字にしています。

  • en primer lugar(最初に)
  • en segundo lugar(第二に)
  • en último lugar(最後に)
  • por un lado / otro lado(片側 / 反対側
  • al lado(隣に)
  • para empezar(始めるには)
  • antes(前に)
  • a continuación(以下)
  • por una parte(片側)
  • primero / después / luego(最初 / 後 / その後)
  • al principio / al final(最初に / 最後に)
  • hasta ahora(今まで)
  • ahora(今)
  • siguiente(次)
  • a través de(を通して, を介して)
  • sobre todo(とりわけ)
  • finalmente(最後に)
  • entonces(そしたら)
  • desde entonces(それ以来)
  • más tarde(後で)
  • seguidamente(次に)
  • actualmente(実は)
  • simultáneamente(同時に)
  • pronto(すぐに)
  • alrededor de(およそ)
  • a la vez(すぐに)
  • eventualmente(最終的には)
  • en esta época(この時代に)
  • en otra época(別の時代に)
  • por ahora(今のところ)

表現の由来「お金がない」

estar sin blanca

el origen de la expresión “estar sin blanca”
例文にも出てきた「estar sin blanca」は、スペイン語で「無一文 / お金がない」という意味ですが、なぜそんな表現になるのでしょう?ちょっと気になりますよね。

この表現の起源は、CastillaのJuan1世が、債務の支払いのために「Blanca del Agnus Dei」と呼ばれるコイン(銅と銀の合金)を作成した1386年にさかのぼります。
しかし、このコインの価値はほとんどありません。

セルバンテスは彼の小説「La gitanilla(ラ・ギタニラ)」の中で次のように書いています。

Echó mano a la faldriquera la señora Tenienta, y halló que no tenía blanca.

中尉夫人はスカートに手を伸ばし、彼女にはお金がないことに気づきました。

1611年に出版された彼の壮大な作品「Tesoro de la lengua castellana o española」では、「白」のさまざまな意味を次のように言及しています。

Moneda menuda (…) no aver blanca, no tener dinero. No valer una blanca, valer poco. Pagar blanca a blanca, muy poco a poco (….)

例文

  • Lo siento chicos, no esta vez, estoy sin blanca.
  • No puedo ir al paseo porque estoy sin blanca.
  • Ha gastado todos su ahorros para comprar un coche y ahora está sin blanca.

あなたがお金を持っていないなら、あなたは言うことができます!「Estoy sin blanca.

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