「直説法と接続法」で「異なる意味」になるスペイン語

「直説法と接続法」で「異なる意味」を持つスペイン語

スペイン語には「直説法と接続法」で「異なる意味」に変わってしまう単語がいくつか存在します。
「直説法と接続法」はスペイン語でさまざまなことを表現するために使用され、通常、各動詞の意味はその後に続く動詞の気分によって決まります。
よく使われる動詞ですが、この2つの使い分けが難しいことが多いので、これらの動詞の直説法と接続法の使い分けを例文と一緒に見ていきましょう。

「文中でどのように使われているか」に注目です。
文章のどの位置にあるか、どのように使われているかなど、文脈をよくよくチェックすると、正しい意味を特定することができ、会話の表現力がより増えることになります。

また、動詞だけでなく、いくつか接続詞もありますので一緒にまとめておきます。

では、直説法と接続法で異なる意味を持つ動詞から確認していきます。
Verbos con distinto significado con indicativo y subjuntivo.

独学でも理解できる!
【図解】慣れれば簡単!スペイン語の接続法

Decir

直説法(情報や事実を伝える)
Me dijo que había hecho los deberes.
宿題をやったと言った。

接続法(他の人に何かを頼んだり、注文したり、勧めたりする)
Me dijo que hiciera los deberes.
宿題をやるようにと言われた。

 

Decidir

直説法(結論を出す)
La directora decidió que hacían el proyecto.
ディレクターは、このプロジェクトを行うことを決定した。

接続法(命令する、決断を迫る)
La directora decidió que hicieran el proyecto.
ディレクターは、このプロジェクトをするよう決断を迫った。

 

Comprender / Entender

直説法(すでにわかっている、意味を把握している)
De repente comprendí que eran novios.
たぶん、恋人同士だったんだな。

接続法(共感を示す)
Entiendo que te sientas mal, es una situación muy complicada.
嫌な気持ちになるのはよくわかるよ、とても複雑な状況だし。

 

Convencer

直説法(何かを確信する)
Estoy convencido de que oculta algo.
何かを隠してるに違いない。

接続法(誰かに何かをするように影響を与える)
Me convenció de que esta sea mi vocación.
(彼女は)これが天職だと私を説得した。

 

Pensar

直説法(信じる、意見を持つ)
Pienso que trabajas demasiado.
(君は)働きすぎだよ。

接続法(誰かが何かをするように決める)
He pensado que vayas tú al supermercado y yo cocino.
君がスーパーに行って、私が料理をするって思った。

 

Sentir

直説法(何かの感覚を持つ、気づく、知覚する)
Siento que hace frío.
寒いなあ。

接続法(何かに対する悲しみや憂いを表現する)
Siento que te hayas roto la muñeca.
君が手首を骨折したなんていたたまれないよ。

 

Suponer

直説法(想像する)
Supongo que lo disfrutaste muchísimo.
すごく楽しかったようだね。

接続法(暗示する、単純な仮定)
Suponiendo que yo sea vuestro jefe, os pagaré más.
私が君たちの上司だとしたら、もっと支払うだろうね。

 

Temer

直説法(何かを信じたり疑ったりする)

María teme que hoy tendrá muchísimo trabajo.
マリアは、今日も仕事がたくさんあるのではないかと心配している。

接続法(恐れる)
María ha llegado tarde al trabajo y teme que su jefa lo descubra.
マリアは仕事に遅刻してしまい、上司にバレるのを恐れている。

 

Explicar

直説法(情報を伝える、説明する)
La profesora me explica cómo es que mi hijo se comporta.
先生は、我が子の振る舞いを説明する。

接続法(何かに影響を与える)
La fama de la protagonista explica que la película haya tenido tanto éxito.
主人公の名声が、この映画の成功理由だとしている。

 

Quejarse

直説法(嫌悪感を生み出す事実を伝える)
Juan se queja de que sus vecinos hacen mucho ruido.
フアンは隣人がうるさいと不満を漏らしている。

接続法(対話者がすでに知っている事実に対する感情的な反応を表現する)
Juan se queja de que sus vecinos hagan ruido.
フアンは隣人が騒いでいると文句を言っている。
(聞き手が、隣人が騒いでいることをすでに知っていると想定される場合)

この動詞の意味の変化はより微妙で、実際には直説法でよく使用される。

 

Lo malo /bueno /peor/lo mejor es que

名詞節の中の動詞は、その節の意味に「意外性がない」ときには「直説法」になりやすい。

直説法
Lo malo es que Paco se entera y se enfada.
悪いことに、パコが気づいて腹を立てていることだ。

接続法
Lo malo es que Paco se entere y se enfade.
悪いのは、パコが気づいて腹を立てるなどということだ。

 

(así)como

「~する、したように」

直説法(わかっていること、すんだこと)
Lo estudiaremos como nos indicó el profesor.
先生の指示通りに勉強する。

接続法(まだわからないこと、これからのこと)
Lo estudiaremos así como nos indique el profesor.
先生の指示通りに勉強していく。

 

a media que

「~するにしたがって」

直説法(わかっていること、すんだこと)
A medida que Ana fue estudiando, lo entendió mejor.
アナは勉強していくうちに、より理解が深まった。

接続法(まだわからないこと、これからのこと)
A medida que vayas estudiando, lo entenderás mejor.
(君は)勉強していくうちに、より理解が深まるだろう。

 

aunque

直説法(~だけれども)
Aunque es joven, sabe mucho.
若いのに、いろいろなことを知っている。

接続法(たとえ~でも)
Aunque llueva mañana, saldré.
明日雨が降っても、(私は)出かけるよ。

 

aun (cuando)

直説法 aun(~ですら、~でさえ)
Es muy fácil. Aun este niño lo puede hacer.
とても簡単です。この子でもできます。

接続法 aun cuando(それどころか、また~までも)
Aun cuando tengamos su ayuda, no podremos terminar el trabajo para el lunes.
彼のサポートがあっても(私たちは)月曜日までに終わりそうもない。

 

a pesar de que

直説法(~にもかかわらず)
José se casará, a pesar de que se opone su padre.
ホセは父の反対を押し切って結婚する。

接続法(たとえ~であろうとも)
José se casará, a pesar de que se oponga su padre.
ホセは父に反対されようが結婚する。

 

Dado que

直説法(~であるからには
Dado que ya la respuesta, te digo.
答えを知っている以上、君に教えるよ。

接続法(~と仮定して)
Dado que sepas la respuesta, me digas.
答えを知っているなら、私に教えてよ。

 

probablemente / posiblemente

おそらく

普通は直説法
Probablemente Reo la conoció por internet.
おそらく、レオはネットで知り合ったんだろう。

未来のことや疑惑の程度が高いときは接続法
Probablemente Reo la conociera por internet.
おそらく(どうなのか知らないけど)、レオは、ネットで出会ったのではないか。

※ただし、口語では疑惑の程度に関わらず、直説法の頻度が高い傾向。

 

quizá / quizás / tal vez

おそらく、たぶん

確信の気持ちがあれば、直説法
Quizá te amo.
たぶん、君を愛してる。

原則的には接続法
Tal vez algo pueda cambiar.
もしかしたら、何かが変わるかもしれない。

 

de manera que / de modo que / así que

直説法(だから~)※行為の結果を表す(主節が理由なので)この時、副詞節の前によくコンマが置かれる
Al entrar siempre hace ruido, de manera que todos se despiertan.
彼はいつも音を立てて入るからみんなが目を覚ます。

接続法(~するように、~できるように)※実現の方法を表す
Siempre entra sin hacer ruido de modo que nadie se despierte.
彼はいつも誰も目を覚まさないよう音を立てずに入る。

こちらにも例文があります。
スペイン語「文と文のつなぎの言葉」

 

Espero que este artículo te haya aclarado un poco el uso del indicativo vs. subjuntivo con estos verbos.

Gracias por leerme. Hasta la próxima.