スペイン語の基礎フレーズ「毎日使える30の表現」

スペイン語の基礎フレーズ「毎日使える30の表現」

スペイン語の基礎となるフレーズは、どのスペイン語レベルになってもずっと使い続けることができる大切な知識です。
スペイン語学習者が最初に覚える「¡Hola!」 や「¿Cómo está?」 は、基礎スペイン語の一つですが、ここでは、もう少しだけステップアップして、ネイティブの人たちが日常的に使っている30の基礎フレーズを集めてみました。
どれも便利でとても役立つフレーズなので、間違いなく日常会話で使うことがあるはずです。
これらのフレーズを暗記してしまえば、ネイティブのように話すのも夢ではありません。
自分流にカスタマイズをしていろんな表現を身につけてみてください。

まず、私が実践してみて効果的だった「新しいスペイン語のフレーズを学ぶときの方法」を簡単にお伝えします。
同じ時間を勉強に使っても、その勉強法によって学ぶ質や量は大きく変わってくると思います。

スペイン語の基礎フレーズを学ぶ方法

  1. これから紹介するフレーズを、まず、4回ずつ口に出します。4回です!なるべく大きな声ではっきりと!どれも短いフレーズなので簡単です。
  2. そして、30のフレーズを書き写します。
  3. スペイン語を母国語としている会話パートナーがいるなら、その人にフレーズを言ってもらい、それをスマホやパソコン、録音機器などで録音します。こうすることで、家にいても自分でその録音を聴きながら、発音練習をすることができます。
    また、「他人に発音してもらったものを復唱すると暗記しやすくなる」という研究も出ています。
  4. 毎日、2つのフレーズに焦点を絞って勉強します。

それから、1日を通して次のことをします。

  1. フレーズが使えるような状況を心の中で思い浮かべます。そのシーンに相手がいることを想定して、相手のセリフまで想像してみます。フレーズを言っている自分が見えてきたら成功です!
  2. テレビを見ている時や、ラジオを聞いている時、ブログを読んでいる時などに、そのフレーズが出てこないかどうか意識して聞いてみます。
  3. そのフレーズをカジュアルな文章の中で使ってみます。TwitterなどのSNSに書き込んだり、友達とのメールに加えてみたりします。
  4. そして、そのフレーズを2〜5回、実際の会話の中で使ってみます。
  5. フレーズのリストを作って、学ぶごとに1つずつチェックを付けていきます。
  6. 未暗記のものは別のリストを作って、再度暗記するようにします。
    脳は短い期間で頻繁に見たものを重要と判断し暗記するので、暗記効率が格段に上がると言われています。

1日に2つずつフレーズを学べば、ここで紹介しているフレーズを 15 日で全部カバーできることになります。
時間がなければ、1日1つだけでも、すべてのフレーズが1ヶ月で身につきます!

¡Quiero que hagas lo mismo!

 

どこでも使えるスペイン語フレーズ

次の8つのスペイン語のフレーズは、いろいろな場面で使うことができます。

1. ¡Muchas gracias!(どうもありがとうございます。)

誰かに感謝を伝えたいときに使えるシンプルなフレーズです。

もう少し詳しく伝えるには、

Muchas gracias + por + 名詞 / 動詞

Muchas gracias por el regalo de cumpleaños.
(誕生日プレゼントをどうもありがとう。)

Muchas gracias por llevarme a casa.
(家まで送ってくれてどうもありがとう。)

2. Le agradezco mucho.(本当に感謝します。)

これも、スペイン語で誰かに感謝を伝える時に使う基礎フレーズです。

Le agradezco mucho que su apoyo.
(助けていただき本当に感謝します。)

また、1と組み合わせることもできます。

Gracias por haberme preparado la cena. Le agradezco mucho.
(ディナーを作っていただきありがとうございます。本当に感謝します。)

Muchas gracias. Le agradezco mucho por haberme preparado la excelente cena.
(本当にありがとう。素晴らしい夕食を作っていただきとても感謝します。)

3. Disculpe.(すみません。)

自分が通りたいところに誰かが立っていて、通ることができない場合や、誰かになにか質問したい時には、便利な言葉「Disculpe」を使いましょう。
動詞「disculpar」の三人称で「許す」という意味ですが、「disculpe」の場合は「すみません」という慣用表現になっています。

丁寧に話しかける時にも使えるフレーズです。

¿Disculpe, Me trae la cuenta?
(すみません、お勘定を持ってきてもらえますか?)

¿Disculpe, podría repetir?
(すみません、もう一度おっしゃっていただけますか?)
このフレーズをカジュアルに使いたい場合は、二人称(tú)に対して「¿Perdona? 」だけでもOKです。

また、バスや電車などの下車の際、混んでいる車内にいる人に向けて、同じ「許す」という意味の動詞「perdonar」使うこともあります。
三人称(usted)に対して言う場合は、
Perdone, ¿me deja pasar, por favor?
(すみません、通してください。)

4. Lo siento.(ごめんなさい。)

この「lo siento」は、siento の前に「lo(そのこと)」をつけて、すでに話題に出た内容を指します。
大きいことでも小さいことでも、誰かに謝るときはこれが基本の言い方です。
「por」を使って内容をさらに詳しくできます。

Lo siento por el retraso en la respuesta.
(返信が遅れてしまいごめんなさい。)

Lo siento por haberte fallado.
(期待を裏切ってしまって申し訳ない。)

「mucho」を付けると、本当に申し訳ないという気持ちを相手に示せます。

Lo siento mucho por no poder estar contigo últimamente, intentaré tener más tiempo para ti.
(最近一緒にいられなくて本当にごめん。もっと君と一緒にいられるよう頑張るよ。)

5. ¿Qué te parece?(あなたはどう思う?)

よく使われる動詞の一つ「parecer」は、「私の目にはこう映る」という意味になり、自然な口語で「~と思う」になります。

A mi me parece muy bonito este, ¿qué te parece?
(僕はこれが可愛いと思うけど、どうかな?)

¿Qué te parece lo que dijo ella?
(彼女の言葉を聞いて、どう思う?)

6. ¿Te viene bien?(どうですか?)

何かの考えや計画を提示するときなどは、こんなフレーズを使って相手の考えを聞いてみましょう。
「あなたにとって都合が良いですか?」という意味合いです。

Podríamos ir al centro comercial a las 16h, ¿te viene bien?
(16時にモールへ行くのは、どうかな?)

Ya que es domingo, podríamos ir a almorzar fuera. ¿Te viene bien?
(日曜だし外でランチしようよ。どう?)

7. ¡Qué buena idea! (とてもいいね。)

相手のアイデアを気に入ったら、6番目のフレーズに対してこの言葉で返答しましょう。
「¡Qué bien!」「¡Perfecto!」 「¡Genial!」 「¡Fantástico!」などの類語に言い換えることもできます。

A: Creo que mejor ir con muchos así disfrutaremos más. ¿Te viene bien?
(大勢で行った方が楽しいと思うけど、どうかな?)
B: ¡Perfecto!(完璧だね!)

8. No te preocupes.(気にしないで。)

「preocuparse」(心配する、気遣う)の否定命令形で、「気にしないで、大丈夫です。」という表現になります。目上の人が相手なら「no se preocupe」です。

自分の考えを説明しても、相手が理解してくれないこともあります。何度説明しても、理解してもらえそうにないなら「No te preocupes.」と言って終わらせます。そして、別のことを話し始めれば何の問題もありません!

また「No pasa nada.(何でもないよ。)」や 「¡Olvídate!(忘れて。)」という表現もできます。
これらのフレーズを言うときは、明るく笑顔を持って伝えるようにしましょう。ゆっくりと暗いトーンで言うと、動揺したり困ったりしているように受け取られてしまいます。

A: ¿Vas a hacer la compra hoy?
(今日、買い物に行く?)
B: No, no voy. ¿Por qué? ¿Necesitas algo?
(いや、行かないよ。どうして?何か必要なの?)
A: Ah, no te preocupes. Está bien. Voy a hacer la compra mañana.
(ああ、気にしないで。大丈夫。明日行くから。)

 

スペイン語を学ぶ上で必要な基礎フレーズ

スペイン語が自分の母国語ではないことを相手に伝えましょう。
そうすることで、ネイティブの人に、フレーズや単語を繰り返して欲しいと頼んだり、ゆっくり話してもらえるようにお願いできます。
そんな時に役に立つスペイン語のフレーズをご紹介します。

スペイン語を学ぶ上で必要な基礎フレーズ

9. Estudio español.(スペイン語を勉強しています。)

このシンプルな基礎フレーズで、スペイン語学習者であることを伝えることができます。
もしあなたが本当にビギナーなら「Acabo de empezar a」を加えて、
「Acabo de empezar a estudiar español.」(スペイン語を勉強し始めたばかりです。)と言いましょう。

Soy Reina. Mucho gusto. Estudio español.
(私はレイナです。はじめまして。私はスペイン語を勉強しています。)

10. No comprendo.(理解できません。)

相手の言っていることが理解できなければ、こう言いましょう。

Lo siento. No comprendo esta situación.
(すみません、この状況が理解できません。)

同じ「理解する」の動詞「entender」もよく使われます。

¡Ay! ¿Qué voy a hacer? No entiendo nada de español.
(ああ、どうしよう。私、全然スペイン語がわからない。)

No he entendido los detalles.
(詳しいことはよくわかりませんでした。)

11. ¿Podría repetir, por favor?(もう一度繰り返していただけますか?)

もし単語や質問、フレーズをもう一度繰り返して欲しいときは、このように聞きましょう。
カジュアルに言いたい場合は「¿Puede repetir, por favor?」と言い換えることもできます。

Perdón, ¿puedes repetirlo, por favor?
(すみません、それ、もう一度言ってくれますか?)

12. ¿Podría hablar más despacio, por favor?(もう少しゆっくり話していただけますか。)

ネイティブの人の話す速さでスペイン語を理解するのはとても難しいです。
ゆっくり喋ってもらいたいときにはこのフレーズを言いましょう。
「Más despacio, por favor.」だけでもOKです。
友達に言いたい場合は「¿Puedes hablar más despacio, por favor?」と言い換えることもできます。

A: Recuerda que puedes llamar al 212401, las 24 horas del día, ante cualquier inconveniente en carretera.
(外出先で不便なことがあれば、24時間いつでも212401にお電話をお忘れなく。)
B: Perdón, ¿podría hablar más despacio, por favor?
(すみません、もう少しゆっくり言っていただけますか?)

13. Gracias por tu ayudo.(助けてくれてありがとう。)

相手がゆっくりと話してくれたときは、このフレーズを使って感謝を伝えましょう。
「muy amable(親切に)」を加えて言い換えることもできます。

Mil gracias, muy amable.
(親切にどうもありがとう。)

他にも色々な状況で使うことができます。

A: Por fin encontré la casa. Voy a mudarme, el mes que viene.
(やっと家が決まったの。来月に引っ越すんだ。)
B: Voy a ofrecer para lo que necesites en la mudanza. Cuenta conmigo.
(引っ越しの手伝いならなんでもするから言ってね。)
A: Muchísimas gracias por tu ayudo.
(本当に助けてくれてありがとう。)

14. ¿Qué significa eso?(それはどういう意味ですか?)

新しい単語を見たり聞いたりしたら、この基礎となるフレーズを使って意味を聞いてみましょう。
指示語「eso」の部分に聞きたいものを入れてみましょう。

A: ¿Qué significa la palabra chulo?
(chuloという言葉はどういう意味ですか?)
B: Debido al significado original en italiano, chulo, en español, adquiere el significado de ‘ lindo, bonito, gracioso‘.
イタリア語が語源で、スペイン語の「chulo」は「lindo, bonito, gracioso」という意味があります。)

15. ¿Cómo se escribe?(スペルを教えてもらえますか?)

スペイン語のスペリングはそんなに難しくありません。ただ、アクセント記号がどこにあるか、注意の必要なつづりがいくつかありますので、この質問を覚えておくようにしましょう。
「¿Podría escribirme?(書いてもらえますか?)」と聞くこともできます。

A: ¿Cómo se escribe la combinación de «super» y «rápido»?
(superとrápidoの組み合わせは、どのように書くのでしょうか?)
B: Se escribe «superrápido».
(superrápido と表記されます。)

16. ¿Cómo se dice?(何と言いますか?)

スペイン語で何て言うのかわからない時に質問するフレーズなら、
「¿Cómo se dice 〇〇 en español?」です。〇〇に知りたい単語を入れて聞いてみましょう。
逆にネイティブの人から「¿Cómo se dice 〇〇 en Japonés?」と質問される場合も多くあります。

¿Cómo se dice “cómo estás” en inglés?
(「cómo estás」は英語で何と言いますか?)

 

自己紹介から友達を作るスペイン語基礎フレーズ

新しい人と会ったときの自己紹介や、相手のことをもっと知るためのフレーズをご紹介します。

自己紹介から友達を作る基礎フレーズ

17. ¡Hola! Me llamo 〇〇. ¿Y tú?(やあ!私は〇〇です。あなたは?)

新しい友達と出会ったときに使えるカジュアルな挨拶です。
もしまだ相手の名前を聞いていないなら「y tú?(あなたは?)」 や 「¿y cómo te llamas?(あなたの名前は?)」と聞きましょう。
丁寧に言いたい場合は三人称を使って 「¿Cómo se llama?”」と聞いてみましょう。
「Soy 〇〇. (私は○○です。)」や「Mi nombre es 〇〇.(私の名前は〇〇です。)」と言い換えられます。

¡Hola! Me llamo Carmen. ¿Cómo te llamas?(こんにちは。私はカルメン。あなたの名前は?)

18. Encantado. / Mucho gusto.(はじめまして、よろしく。)

お互いに名前が分かったら、このフレーズを使うのが礼儀です。
「Encantado/a」は、スペイン、「Mucho gusto」は、ラテンアメリカでよく使われる挨拶です。

A: ¡Hola Alma! , Me llamo Eva.(こんにちは、アルマ!私はエバ。)
B: Mucho gusto, Eva.(よろしく、エバ。)
A: Encantada de conocerte, Alma.(こちらこそよろしく、アルマ。)

19. ¿De dónde eres?(どこから来たの?)

その人の出身地を知りたい時はこの質問を使いましょう。丁寧な形は三人称で「¿De dónde es?」です。
反対にこの質問をされたら、日本なら「Soy de Japón.」と答えましょう。

さて、この質問にスペイン語で答えられますか?
質問と答えを声に出して言ってみましょう。4回ですよ、覚えていますか?

A: ¡Encantado Paco! ¿Y de dónde eres?
(よろしく、パコ!で、どこから来たの?)
B: Soy de España.
(スペインから。)
A: ¡De España! ¿De qué ciudad?
(スペイン!どこの街?)
B: De Alicante.
(アリカンテ。)

20. ¿A qué te dedicas?(何をしているの?)

多くの人は自己紹介で、相手にこう訊ねます。生活のために何をしているのか(仕事は何か)という意味です。「¿Cuál es tu trabajo?(あなたの仕事は何ですか?)」もよく使われます。
相手が学生の場合は 「¿Qué estudias?(何を勉強しているの?)」 と尋ねてもいいでしょう。

A: ¿A qué te dedicas, Ana?
(アナは何をしてるの?)
B: Soy profesora de primaria.
(小学校の教師です。)

21. ¿Qué haces en tu tiempo libre? (ひまな時間に何をしていますか?)

何の仕事をしているかを聞くかわりに、このフレーズで趣味についての質問をすることもできます。
仕事よりも興味深い答えが聞けるかもしれません。
他にも「趣味は何ですか?」と聞くときは「¿Cuáles son tus aficiones?」と尋ねることもできます。

A: ¿Cuáles son tus aficiones?
(趣味は何?)
B: Pues… Me gusta mucho leer y escuchar música.
(そうだなあ・・・読書や音楽を聞くのが大好き。)

22. ¿Cuál es tu número de teléfono?(電話番号は何番ですか?)

初めて会った人とこれからも連絡を取り合いたいときは、相手の連絡先を聞きましょう。
電話番号を伝えるには二桁ずつ区切った数字を言うことがあります。特にルールがあるわけではないので1つずつ数字で伝えてももちろんOKですが、わかりやすいところで区切るとちゃんと伝わります。
口語では「Dame tu teléfono.(番号教えて。)」といった表現もよく使われます。

A: ¿Cuál es tu número de móvil?
(携帯の番号は何番ですか?)
B:Noventa, veintitrés, cuarenta y dos, sesenta, setenta.
(90 23 42 60 70 です。)

23. ¿Tienes cuenta de Facebook?(Facebookやってる?)

Facebookを通して連絡を取り合う人もたくさんいます。
この質問を使って、相手がFacebookのアカウントを持っているかどうか尋ねましょう。
その後に「¿Me enseñas tu cuenta?(あなたのアカウントを教えてくれますか?)」と聞いてみてもいいでしょう。

Seguimos en contacto. ¿Tienes cuenta de Facebook?
(これからも連絡取ろうよ。Facebookやってる?)

 

仕事で使うスペイン語の基礎フレーズ

最後に、職場で使える基礎フレーズを7つ紹介します。

仕事で使うスペイン語の基礎フレーズ

24. ¿En qué puedo servirle?(どんなご用件でしょうか?)

カスタマーサービスで働いているなら、このスペイン語のフレーズを何度も使うことになるでしょう。
職場で電話対応する時にもよく使うフレーズです。

Buenas tardes. ¿En qué puedo servirle?
(こんにちは。どんなご用件でしょうか?)

25. Espere un momento. (少々お待ちください。)

動詞「esperar (待つ)」の3人称を使った表現です。
先に終わらせなければいけないことがあって、相手に待っていてもらう必要がある時には、このフレーズを使いましょう。
クライアントが店頭で待っている時でも、このフレーズで「すぐに対応する」と伝えましょう。
友人と話す場合などカジュアルに言いたい時は「Un momento.」がよく使われます。
また、このような場面では「Vengo en seguida.(すぐに参ります。)」というフレーズもよく使われます。

Buenos días. Espere un momento.
(おはようございます!少々お待ちください。)

26. ¿A qué hora será la reunión?(会議は何時からですか?)

この基礎フレーズを使えば、どんな場合での時間を聞くことができます。
ある特定の日の時間を聞きたければ、「de 日付や曜日」を加えます。

¿A qué hora será la videoconferencia de mañana?
(明日のビデオ会議は何時からですか?)

¿A qué hora será la reunión del próximo lunes, 12 de abril?
(来週の月曜日、4月12日の会議は何時からですか?)

27. ¿Podría llamarme después?(後でお電話いただけますか?)

折り返し電話して欲しい時は、このフレーズを使って自分の電話番号を伝えましょう。
誰かに電話してもらい時は「¿Podría decirle que me llame después?(後で折り返してもらうように伝えてもらえますか?)」と伝言を残しましょう。

¿Con quién / A dónde quiere hablar?
(どなたに / どちらにご用ですか?)
¿Quién habla? / ¿De parte de quién?
(どちら様ですか?)
¿Podría llamarme después? Mi numero es el 323 710. ¡Gracias!
(323-710まで折り返しお電話いただけますか?ありがとうございます!)

28. ¿De verdad? La verdad … / Realmente …(本当?実際には・・・)

相手に同意できない時、ただ「No」 や 「Creo que no.(違うと思う)」だけではなく、やんわりと相手と意見が違う時に使える便利なフレーズです。

A: Qué raro que Diego no haya llegado todavía, ¿no?
(ディエゴがまだ来ていません。おかしいですよね?)
B: La verdad es que se lo pregunté, pero no me respondió.
(実は、彼に聞いたのですが、返事がなかったんです。)
A: ¿De verdad?
(そうなんですか?)

29. Estoy a punto de …(・・・しようとしているところです。)

動詞「estar」と「a punto de + 不定詞」で「今すぐ・・・する」「・・・しようとしているところ」という表現になります。

Estoy a punto de enviarle un mensaje.
(ちょうどメールを送ろうとしていたところです。)

Estoy a punto de comprar un café, ¿necesitas algo?
(コーヒー買いに行こうと思ってるんだけど、何かいる?)

30. ¡Que descanses!(お疲れさまでした。)

スペイン語では日本語のような表現はないので普通のあいさつ程度の表現になりますが、心配せずに使ってください。
動詞「descansar(休む)」の三人称接続法現在です。
他にも「¡Hasta mañana! 」「¡Que tengas buen fin de semana!」 など、同じような表現はたくさんあります。

A: Que alivio se siente al terminar un trabajo.
(ひと仕事終えてホッとするな。)
B: Yo también siento lo mismo. ¡Hasta luego! ¡Que descanses!
(同感。お疲れさま!またね。)

 

あとは実践してみよう!

さて、30のフレーズを使う場面がイメージできましたか?
最初は、暗記したスペイン語のフレーズをそのまま会話で使うことが恥ずかしいかもしれません。
でも自信を持って大丈夫です!
どれも、本当にネイティブの人たちが日常的に使っているスペイン語の基礎フレーズです。

動画で実践

この基礎フレーズをさくっと学習できるようにしました。
スペイン語ナレーターが例文を読んで、YouTubeチャンネル「独学スペイン語」にアップしています。
日本語はあの「ひろゆき」さんが読んでいます。面白いのでぜひ動画も参考にしてみてください。

他にもビギナー向けの簡単なスペイン語フレーズがあります。
ぜひ下の記事もチェックしてみてください。

スペイン語「調子はどう?」と聞かれたときの返信フレーズ

「De Nada」以外のスペイン語「どういたしまして」フレーズ使い分け

Gracias por leerme. Hasta la próxima.