スペイン語には「que」がいっぱい!「que」と「qué」の早わかりまとめ

スペイン語には「que」がいっぱい!「que」と「qué」の早わかりまとめ

スペイン語には「que」が多用されますよね。

「que」と「qué」
スペイン語の特徴でもある、この2つの言葉を区別することが重要です。
一方はアクセント符号(tilde)があり、もう一方はありません。

たとえば、よくある会話の文章

¿Por qué no viste?
(なんで来なかったの?)
– Es que estuve enfermo.
(病気だったんだ。)

この符号があるのとないのとでは、大事なポイントで、意味も使い方も違ってきます。
使い方のルールを覚えておけば、そんなに難しくありませんので、ここで簡単に理解できるようにまとめます。

ぜひ動画と合わせて活用ください!

QUE の使い方

① 関係代名詞として

Pronombre relativo

関係代名詞とは、代名詞+接続詞の機能を持つ語です。
つまり、複雑な文の2つの部分を結合する役割です。

先行詞が人や物を指し、最もよく使われます

  1. El niño dormía en la habitación.
    (子どもは部屋で寝ていた。)
  2. El niño despertó llorando.
    (子どもは泣きながら起きてきた。)

「que」を使って文章を1つにまとめます。

El niño que dormía en la habitación, despertó llorando.
(部屋で寝ていた子どもが泣きながら起きてきた。)

 

Ejemplos

El jugador que sufrió una lesión en el partido, ha sido premiado por el club.
(この試合で怪我をした選手に、クラブから報奨金が支払われた。)

El libro que leí el año pasado, ha sido el más vendido en Amazon este año.
(昨年読んだ本が、今年アマゾンでベストセラーになった。)

El profesor de español que también enseña ruso, estudiaba en la Universidad de Granada.
(ロシア語も教えるスペイン人講師は、グラナダ大学で学んでいた。)

la Universidad de Granada
定冠詞があると固有名詞になり、なければ「グラナダの大学」となります。

冠詞の使い方を徹底解説
つく?つかない?スペイン語の冠詞の使い方・ルール

el que / la que / los que / las que

Por ejemplo:

Esta es la casa que quiero comprarme.
queの訳を入れて日本語にすると、(これは、私が買いたいとする家です。)
→ Esta es la que quiero comprarme.(これは私が買いたい家です。)

すでに言及された名詞を指し、名詞の繰り返しを避けるために使用されます。
例えば、

– Oye, ¿me devolviste el libro de economía?
(ねえ、私の経済学の本、返してくれた?)
– No, el que te devolví es el de matemáticas.
(いや、私が返したのは数学の方だよ。)

– ¿Has comprado los cereales que te dije?
(私が話したシリアルを買ってみた?)
Los que salen en el anuncio de la tele.
(テレビで宣伝してたやつね。)

– ¿Son españolas esas mujeres?
(あの女性たちはスペイン人ですか?)
– ¿Cuáles? ¿Las que hablan allí?
(どれ?あそこで話している人たち?)

Había muchos tipos de carne en la carnicería pero la que compré fue la más barata.
(肉屋にはいろいろな種類の肉があったが、私が買ったのは一番安いものだった。)

La mujer sentada junto a tu prima es la que trabaja en la administración.
(あなたのいとこの隣に座っている女性は、総務の仕事をしている人です。)

Esos chicos son los que nos llamaron ayer.
(その人たちは、昨日、私たちに電話をかけてきた人たちです。)

lo que

アイデア、アクション、概念を指すために使用されます。
名詞を指すことはありません。
「そのこと」や「その行動」と訳すことができます。

Ejemplos:

Lo que te quiero decir es que tienes que estudiar más.
(私が言いたいのは、もっと勉強しろ、ということだ。)

Vamos a hacer lo que tú dijiste.
(言われたことをやる。)

Lo que necesitamos es más tiempo.
(必要なのは、より時間だ。)

Lo que él me dijo era pura mentira.
(彼が私に言ったことは嘘だったのです。)

que si tal y (que) si cual

他の人が言ったことを、事実や価値を重要視せず、漠然と説明したり、曖昧に表現したりするのに使われます。

Ejemplos:

Le pregunté que si quería venir a la montaña y me dijo que estaba cansado, que le dolía la pierna, que si tal y que si cual… O sea, que no tenía ganas.
(私は彼に山に来たいかどうかを尋ねたら、彼は「疲れた」「足が痛い」「そんな気分じゃない」・・・つまり、「気のりしない」と言った。)

Empezó a decirme que invirtiera dinero en su negocio, que ganaría mucho dinero, que podría comprarme un coche, que es un negocio seguro, que si tal, que si cual
(彼は、自分のビジネスにお金を投資するように言い始めた。いわく、大金を稼ぐことができて、車も買うことができる、安全なビジネスだとか・・・)

もっと詳しく
図解でわかりやすく!スペイン語の関係代名詞の使い方まとめ

② 比較

Para comparar

El hijo es más guapo que el padre.
(息子は父親よりハンサムです。)

Carmen come más que yo.
(カルメンは私よりも食べる。)

Tengo la misma opinión que tú.
(君と同じ意見だ。)

Ken es menos alta que Reo.
(ケンはレオより背が低い。)

Jose es más mayor que María.
(ホセはマリアより年上だ。)

ちなみに、比較表現では、
・目に見えるものは「más grande/s」「más pequeño/a/os/as」
・見えないもの、見えにくいものは「mayor/es」「menor/es」
を使います。年齢や存在感は目に見え、体の大きさなどは目に見えます。

③ 強調する

Para enfatizar

強く表現するときに入れます。

que lo quiero hacer.
(はい、すごくそれがやりたいです。)

– ¿Vienes o no?
(来るの?来ないの?)
– ¡Que sí, que ya me voy!
(行くよ、今行くから!)

Que yo sepa, Marta y Martina no son hermanas.
(私の知る限り、マルタとマルティナは姉妹ではありません。)

④ 不定詞と使う

Tener / haber + que + infinitivo
動詞「tener」と「haber」を使うと「・・・しなければならない」という表現になります。

Tener

人の場合に使用され、義務や必要性を表現します。他者が何をすべきかという意見も言うことができます。

Si quieres llegar a tiempo tienes que tomar un taxi.
(時間通りに着きたいなら、タクシーを使うしかない。)

Tuve que salir por se sentía mareada.
(めまいがしたので退出しなければいけなかった。)

Tengo que hablar con María sobre la obra de teatro que vio.
(マリアが観た芝居のことを話さなければならない。)

Tengo que volver a casa pronto.
(そろそろ家に帰らなきゃ。)

haber

非人称的な表現で使用されます。

Hay que buscar agua y provisiones.
(水や物資を汲んでこなければならない。)

¿Y habrá que esperar mucho?
(で、長い時間待たされるの?)

Todavía hay que esforzarnos mucho más.
(まだまだ、やるべきことはたくさんあります。)

⑤ 願望表現

en la expresión de deseos

¡Ojalá que venga!
(来てほしいなあ!)
「Ojalá」は常に接続法で、queは省略しても大丈夫です。

¡Que seáis muy felices!
(幸せでありますように!)

¡Que tengas un buen viaje!
(良い旅を!)

¡Que te recuperes!
(元気なって!)

そのほか、
スペイン語で最も一般的な願い事の表現方法は、

¡Espero que esta clase te haya gustado mucho!
(このクラスを気に入っていただければ幸いです!)

¡Espero que hayas aprendido mucho español!
(あなたがたくさんスペイン語を学んでくれるといいなあ!)

¡Espero que estés muy bien ahora mismo!
(今あなたがとても元気でいてくれたらいいなあ。)

⑥ 接続法

Subjuntivo

接続法とは「非現実や推測を表す」もので「仮定法」とも呼ばれています。
接続法の「que」を日本語で訳すと、「(~の)こと」という意味になります。(名詞節になる)

たとえば、

Creo que Diego es español.
[信じる] [ことを] [ディエゴはスペイン人です]→ ディエゴはスペイン人だと思う。

¡Ni que sea imposible!
不可能なんていうことはない。→ 不可能というわけじゃないんだ!

Ejemplos:

  • 不確実性(incertidumbre)
    Dudo que pueda aprenderlo todo en una sesión.
    (一度ですべてを学べるとは思わない。)
  • 確率(probabilidad)
    Puede que necesite practicar en casa.
    (家での練習が必要かもね。)
  • 願望(deseo)
    Me encantaría que todo el mundo hablara varios idiomas.
    (みんなが数ヶ国語を話せると嬉しいですね。)
  • 義務(obligación)
    Es necesario que repase la lección en casa.
    (家でのレッスンの確認が必要です。)
  • 感情(emoción)
    Me alegra que aprendamos curiosidades culturales en la clase de español.
    (スペイン語の授業で文化的な好奇心を学ぶのは嬉しいですね。)
  • アドバイス(consejo)
    El profesor nos ha recomendado que veamos películas en español.
    (先生からスペイン映画の鑑賞を勧められました。)

定番表現

・・・という条件で、もし・・・ならば

Te presté mi bici con tal de que la cuidaras.
(彼女の面倒をみてくれるという条件で自転車を貸したんだ。)

Te presto mi bici a condición de que la cuides.
(もし彼女の面倒をみてくれるなら、自転車を貸してあげよう。)

 

・・・でなければ、・・・ということを除けば

El viernes iremos al cine a menos que tengas una idea mejor.
(他にいいアイデアがなければ、金曜日は映画に行こうよ。)
El viernes iremos al cine a no ser que prefieras ir al teatro.
(劇場に行くのにこだわらなければ、金曜日は映画に行こう。)
El viernes iremos al cine salvo que quieras quedarte en casa.
(家にいたいということは別として、金曜日は映画に行こう。)

 

・・・より前に、先に

Llámame antes de que te den el resultado del examen.
(テストの結果が出る前に電話してね。)

 

・・・してから

Te llamé después de que me dieran el resultado del examen.
テスト結果を教えてもらってから電話したんだ。

 

その結果・・・となる

No me sonó el despertador, de ahí que llegara tarde a la entrevista.
(目覚まし時計が鳴らなかったので、面接に遅刻してしまった。)

 

・・・の場合には

Cuéntame en caso de que necesites ayuda.
(何かあったら言ってね。)

 

・・・なんてとんでもない

¡Ni que fuera culpa mía!
(私のせいなんかじゃないよ!)

 

・・・にならないように

Ponte esta bufanda, no sea que te resfríes.
(マフラーを巻いて、風邪をひかないように。)

 

きっと・・・だろう

No te dije nada por miedo a que te enfadaras.
(怒られるのが怖くて、きっと何も言わなかったんだ。)

 

・・・するために

Anoche te llamé para que me contaras chismes.
(昨日はうわさ話をしてもらうために電話した。)

 

・・・するように、・・・なるように

Te presto este libro a fin de que tengas algo que leer este verano.
(この夏に何か読めるように、この本をお貸しします。)

 

・・・しないで

Mona me felicitó sin que yo le dijera nada.
(モナは私が何も言わなくてもお祝いしてくれました。)

 

たくさん・・・するが

Por mucho que insistiera, no le perdonaría.
(いくら主張しても、許してもらえなかった。)
Por mucho que madrugo, no aprovecho la mañana.
(いくら早起きしても、朝を有効活用できないんです。)
Por más que llores, no solucionarás nada.
(いくら泣いたって、何も解決しない。)
Por más que me abrigué, me puse enfermo.
(どんなに暖かくしていても、風邪をひいてしまいました。)

 

もっと詳しく
【図解】慣れれば簡単!スペイン語の接続法

QUÉ の使い方

tilde diacrítica

質問や感嘆文で使用されます。

¿Qué hora es?
(今、何時ですか?)
Ha preguntado qué hora es.
(今、何時か聞きましたか?)
Ella no sabe qué hora es.
(彼女は、今が何時なのか知らない。)
¡Qué guapos estáis hoy!
(君たち、今日はなんて素敵なの!)
Ha dicho que qué guapos estamos hoy.
(彼は、私たちを今日はなんて素敵なんだと言いました。)

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まだまだある「que」の話

ビギナーレベルの頃は、ややこしくてわけがわからなかったものです。
でも、少しずつ使い方の練習をすれば理解できるようになります。

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Qué fácil, ¿verdad? ¡Ojalá te haya quedado todo bien claro!
Gracias por leerme. Hasta la próxima.